会長挨拶

惟信会会長 大口雅章

 いつも惟信会の活動にご協力いただき、ありがとうございます。

 母校のヒイラギの生け垣も長い年月の間に盛り土も少なくなり、土地も痩せてきましたので、その整備に着手しました。
正門左右8メートルくらいずつの間ですが、古い土を取り去り、 新しい土を入れ、施肥もして、大きめのヒイラギを植えました。毎年少しずつ入替をしたいと思っています。
仕上がりが楽しみです。総会の折にもご覧ください。

 母校では、校長を始め諸先生方の努力もあり、生徒の国際交流事業の第1回が予定されています。
参加者は当初の予定より増えて27名くらいだそうです。
十日間でオーストラリアのケアンズです。いよいよ母校も最先端の仲間入りを決しました。
母校に海外派遣事業の委員会が作られ、そのメンバーの一員に同窓会も名を連ねることになりました。
現役の生徒と父兄の情熱、更に先生方のお骨折りに頭が下がります。
惟信会としても少なからず応援して、母校の発展に尽くし、連携をとりながら進めたいと思います。

 もう一つ、母校に百周年行事の委員会が設けられることになり、
惟信会も一員として全面的に協力をせねばならないと思っております。
会員の皆様にもお世話をおかけし、又ご無理を申さねばなりません。
是非ともその折は大いなるご協力をお願い致します。
すでに惟信会には事業委員会が設けられており、そこでオール惟信の集いと百周年事業の活動をしています。
皆様に記事のお願いとか、協賛のお願いとか多々お願いすることばかりですが、よろしく重ねてお願い致します。

 会員の皆さまにお願いしている年会費ですが、既卒者の納入が徐々に悪くなっており、
先のことが少し不安になっています。新卒の方の会費で賄っている部分が大きくなりつつあります。
我々既卒者がもっと惟信会に関心を持っていただけるよう、役員を始め幹事さんも頑張っていますので、是非ともご協力頂けますようまたまたお願いでございます。

 オール惟信の集いも今年度で10回目を数えることになります。
ここ3回は200名余りの参加者を得、会員の皆様の中にも浸透理解されてきたのかなと思われます。
恩師、現職の先生のご参加もあり、バラエティーに富んだ中にも、会話も大変弾んでいるように見えます。
懇親会に入るとほとんどの会員が席を立って、あちらこちらで輪が出来ていました。惟信会の定番行事になりました。
会報は、昨年度半数の方に配布しました。
反応はまだありませんが、受けられた方のご意見を頂きたいと思っております。

 中学13回卒の加藤幸夫さんから多大なご寄贈を頂きました。
ここに熱くお礼申し上げます。惟信会で有効に使わせていただきます。ありがとうございました。

 これからの人生百年の時代を迎え、私も又皆さまも考え方、生活を少し変えねばならなくなってきました。
技術の発展と、医療の進歩により、病気で亡くなる人は少なくなり、自動車の自動運転が実験されています。
人が持っている感情と理性によって他人の存在と人権を認めなければなりません。なおさら戦争など論外です。
私どももこれらの環境に順応して、他人を認め自分の人間性を高めたいと考えます。
自分だけの殻に閉じこもるのでなく、他人との会話を通じていろいろな方と広く語り合い、
自分を高めていけると信じています。

このような場を提供している一つが、オール惟信の集いです。
ぜひともお友達を誘ってご参加下さい。心よりお待ち申し上げます。

 お願いごとばかりでしたが、惟信会の更なる発展に向けて、皆さんのお力をお借りできれば幸いです。
よろしくお願い致します。