惟信中学校校歌


ここは尾張の 広野のもなか
富と文化の 新たに栄え
国の柱と 立つ中京の
中(うち)にも若き 町の学校(まなびや)

新興の気を 身に負いしめて
堅実勤勉 二つの旗を
旗色著(し)るく かゝげて進み
われらの校風 高くも揚げよ

そのかみ英雄 雲の如くも
此の地に起こりて 日本を定む
祖先の偉業を 慕はゞ吾等
学べやはげめ 力のかぎり

思へ惟信の 此の学校(まなびや)を
歴史はわれら 之をしつくる
若きその名を 栄えあらしめよ
国のはてまで 輝かしめよ

惟信高等学校校歌


作詞:山崎敏夫 作曲:大中寅二 (昭和26年制作)

山脈は 匂う光に 白亜立つ
明き みどり野
眉あげて おもいたかだか
かぐわしの 知恵はたたえん
その名 惟信 われらの 母校

街空は 並ぶ甍に
雲は行く 遠き川なみ
声あげて かいなかろがろ
よろこびの いのちうたわん
その名 惟信 われらの 母校

朝風は 走る自由に
かもめ飛ぶ 若き海原
窓あけて こころ はろばろ
とこしえの 理想 仰がん
その名 惟信 われらの 母校